Area61 マークリーダ  Ver. 5.0.0  新発売!


普通紙と汎用イメージスキャナを利用するマークシート処理システム(OMR)です。読取/採点 結果をCSV出力。学校、予備校、企業、官庁を含む 1,000 以上の施設に導入実績があります。


Ver.4シリーズについてはこちら Ver.3シリーズについてはこちらVer.2シ リーズについてはこちらVer.1 シリーズについてはこちら各旧バージョンの最終版をダウンロード可能で す)

「Area61 マークリーダ」は、普通紙と汎用イメージスキャナを使ってマークシートを処理するソフトです。専用用紙や専用読み取り装置が不要で、簡単かつ極めて安価に システムを構築できます。スキャン画像が多少回転したり上下左右にずれたりしても、3つの基準点を参照してマーク読取座標を自動補正します。また、認識パ ラメタを自分で微調整したり、認識結果とスキャン画像を対比表示したりできて安心です。Windows 10/11(32bit/64bit) に対応しています。

※Ver.4シリーズと比べ、Ver.5 シリーズでは以下の答案返却機能が追加されています。

  1. 正答が設定されている状態で結果保存を行った際に【合計点】および各設問の【○×】と【正答】をスキャンした回答用紙に追記可能です。
  2. 印刷して生徒に返却しやすいように回答用紙をまとめたPDFも作成されます。
  3. 合計点、○×、正答 はそれぞれ表示/非表示が選べます。
  4. 合計点の記載位置の調整ができます。
  5. 返却画像およびPDFの画質(ファイルサイズ)を調整できます。
  6. ファイル名一括変換機能により返却画像(JPEG、PDF)のファイル名を出席番号等にでき、メールでの個別返却がしやすくなります。

※Ver.3シリーズと比べ、Ver.4およびVer.5 シリーズでは以下の機能が追加されています。

  1. 数字以外の選択肢(アルファベット、 カタカナ、-、± など)が設定可能になりました
  2. 部分点や順不同部分点を与える問題が 作成可能になりました
  3. デジタル採点機能を追加。記述式問題 の採点がパソコン画面上で行えます
  4. 両面マークシート用紙に対応。表裏の 順で読み込ませることで両面マークシートが読取り可能です
  5. 横長マークシート用紙に対応。 JPEG回転機能(±90°回転)を追加しました
  6. マーク無ししきい値のリアルタイム調整機 能を追加。スライダーを動かして素早く調整が可能です
※Ver.1シリーズ, Ver.2シリーズ, Ver.3シリーズ, Ver.4シリーズの ライセンス(パスナンバー)はお使いいただけません。

Area61マークリーダ最新版をダウンロード

Area61マークリーダ最新版をダウンロード(上記よりダウンロードできなかった場合)


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●使い方

  1. Word でマークシートを設計・印刷 します(Excelで作成することも可能です)。サンプル(samplesディレクトリ下)を例に選択肢数やレイアウトを自由に設定します。
  2. マークされたマークシート用紙を回収し、スキャナで読み取って画像ファイル(JPEG等) にします。 本ソフトには、TWAIN仕様のスキャナから画像を読み取ることができる「Area61 スキャナーショット 」が同梱されています。
  3. 2の画像ファイルの1つを「マークエディタ」に入力し、基準点(黒丸3点)と全 選択マークの位置をクリックします。クリックの際は、問いの先頭の選択肢マークをクリックし、次にその問いの最後の選択肢マークをクリック します。これを全問にわたって繰り返します。
    クリック作業が終了したら、ファイルメニューの「名前を付けて保存」 を選択し、「マー ク情報ファイル 」を作成してください。
       (使い方説明ビデオ- YouTube)
  4. 2の全画像ファイルと、3のマーク情報ファイルを「マークリーダー」に入力し、 開始ボタンを押します。
  5. 読み取り結果採点結果はCSV 形式でファイル出力されます。合計点、設問別正答率も出力されます。
    必要に応じてExcel等で処理してください。

●使用上の注意

  1. スキャナから読み取る際は、300dpi、 かつ、カラーまたはグレースケール でスキャンしてください。
  2. デフォルトの設定(単 一選択問題)では、読み取り精度を上げるため、1問あたり最も濃く塗られた マークを検出します。この際、1問あたり複数マークが塗られている場合にでも、最も濃く塗られた マーク1つを検出します。
  3. 複数選択問題(1問あ たり複数マークを許す問題)の認識精度は、単一選択問題の認識精度と比較し て低下します。認識結果とスキャン画像を対比表示させ、ドット数しきい値を調整してください。 複数選択問題としたい問題については、マークエディタで予め指定しておく必要があります。また、選択肢が1つの問 題を作成する場合は、複数選択問題として作成してください。
  4. マークの塗り方が 極端に薄い場合、マーク無しとして誤認識されることがあります。念のため結果表示 ウィンドウで、-1のセル(赤色)を一つ一つクリックしてスキャン画像を目で確認されることを推奨します。
  5. マーク無し検出しきい値を変更した場合、「再読込」ボタンを押して結果表示を再描画し てください
  6. マークシートを設 計する際、基準点(3点)を必ずシート上に配置してください。基準点の周囲 には十分な余白が必要です。基準点の形状は常に正円(選択マークの形状は楕円)です。
  7. マー クエディタでは、基準点と選択マークの大きさにちょうど等しくなるように基準点半径やマーク サイズをダイアログ入力してください。途中で選択肢数を変えたい時は、処理メニューから「マーク読取箇所、回答種別、選択肢数の設定」を選 択してください。
  8. 「読み取りエラーが発生しました:」というエラーが発生した場合、スキャン画像のコントラストが低く、基準点が最低濃度より薄いことが原因と して考えられます。各種設定パネルで「基準点マークの濃さ」の判定しきい値を変更してみてください。
  9. 「PDF→JPEG」機能で読み込み可能なPDFは、イメージスキャナが出力したPDFに限られます。PDF作成時、300dpiでスキャン してください。
  10. インクジェットプリンタで印刷された用紙上で消しゴムを使う と、印字がにじんで読み取り 精度が低下するおそれがあります。レーザープリンタ、または、リソグラフでの印刷を推奨します。
  11. 30日間の試用期 間後は機能限定フリーソフト(Lite版)として動作します。Lite版では、一度に 処理できるシート数が5枚までに制限されています。


●マークリーダ

markreader
(メインウィンドウ)

メインウィンドウ操作盤 操作説明
scanfiles

スキャン画像をドラッグインまたはダイアログで複数指定します。

  1. JPEG、BMP、GIF形式のスキャン画像に対応しています。JPEGを推奨します。
  2. スキャナから読み取る際は、300dpi、かつ、カラーまたはグレースケールでスキャンしてください。

ヒント)スキャン画像が入ったフォルダをここにドラッグインすることもできます。

markinfo

スキャン画像に対応したマーク情報ファイルを指定します。

「マークエディタ」を使ってスキャン画像の基準点と選択マークの位置を指定すると、マーク情報ファイルが生成されます。

両面マークシート用紙を処理する場合、表画像に対して生成したマーク情報ファイルを「表」に、裏画像に対して生成したマーク情報ファイルを「裏」に指定し ます。またこの時、スキャン画像は表裏表裏... の順でスキャン画像ファイル欄に入力してください。
PDF→JPEG PDF→JPEG 変換機能

イメージスキャナーが出力したPDFファイルをJPEG画像に変換し登録します。PDF作成時、300dpiでスキャンしてください。
JPEG回転
画像回転機能

画像を90°/-90°/180°回転し登録します。主に、横長マークシートのスキャン画像を90°回転する際に使用します(横長マークシートの場合はマークエディタに読み込ませる前にすべてのスキャン画像を90°回転してください)
デバッグ出力

デバッグ出力チェック

スキャン画像にマーク認識領域を重畳表示したデバッグ画像を生成します。デバッグ画像は、スキャン画像と同じディレクトリ に作成されます。

読取値CSVを開く

「読取値CSVを開く」メニュー

ファイルメニューの「読取値CSVを開く」によって、CSVに出力した正当入力行、配点入力行、集計入力行を再読み込みできます。

スキャン画像ファイル が1つでも指定されている場合、CSVファイル中の正答および配点を再利用してスキャン画像のマーク認識を実行します(CSVファイル中の読取値は表示い たしません)。

一方スキャン画像ファイルが1つも指定されていない場合、CSVファイル中の読取値を表示します。


 

result
(結果表示ウィンドウ) 正誤色分けボタンを押した直後の状態

結果表示ウィンドウ操作盤 操作説明

options2.gif

「濃度色分け」ボタンをおせば、マーク濃度の値に応じてセルの色分け表示がなされます。マーク無しと判断されると読取結果は-1(赤色 セル)になりますので、念のため、結果表示 ウィンドウで、赤色(マーク無し判定)のセルを左クリックしてスキャン画像を目で確認されることを推奨 します。

options2.gif

マーク無し濃度しきい値:マークの塗り方が薄い場合に、マーク無しとして判断 する閾値です。マーク無し濃度しきい値を変更し た時は「再読取」ボタンを押してください(このとき赤色セルの読取値は全て -1 にセットされます)。

薄いマーク濃度しきい値:マークの塗り方が薄いと判断する閾値です。閾値を変 更した時は「濃度色分けボタン」を押して画面 を更新してください

「正誤色分け」ボタンをおせば、正解答は黄色、誤解答は朱色でセ ルの色分け表示がなされます。正誤色分けを行う際は、正答入力行に正答が入力されている必要があります。

結果表示ウィンドウ

編集機能

セルを右クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてENTERキー) で、 読み取り値を修正できます。右クリックして表示されるダイアログでは、カンマ区切りで複数列の値を一括入力可能です。
dialog.gif 

セルを左クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてSPCキー)で、 スキャン画像確認ウィンドウが開きます。読取結果と対応するスキャン画像を対比表示できます。デジタル採点問題の場合はデジタル採点ウィンドウ(後述)が 開いて該当画像が表示されます。また、ファイル名列をクリックすれば、読取り結果と対応する スキャン画像全体を表示できます。
preview(スキャン画像確認ウィン ドウ)

各種キー操作:
  • セルをSHIFT+左クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてDEL/BSキー) で、 読み取り値、正答入力値、配点入力値を消去できます。
  • 上下左右キー = カーソル移動 
  • SHIFT +左右キー=次のマーク無しセル(赤色セル)にジャンプし、スキャン画像確認ウィンドウを開く
  • ESCキー =スキャン画像確認ウィンドウを隠す

正答入力行、配点入力行、集計入力行の任意列を左クリックまたはENTERキーを押して値を入力できます。配 点入力行が空白の場合、配点は1点とみなされます。不正解時は0点としてCSVファイルに採点結果が保存されます。また、正答入力行、配点入力行、集計入 力行の任意列を右クリックするとダイアログが開き、カンマ区切りで値を一括入力できます。

「歪み」列:ADF付きスキャナーは紙送りゴムの劣化などで紙が滑って正しくスキャンできない場合がありま す。紙の滑りが大きいと「歪み」列の値が大きくなります。歪み量 が大きい画像は再スキャンを行うか、スキャナーの交換が必要となります。


集計機能

集計入力行の連続した複数列に"-"または"+"を入力することで、読取文字をつなげて文字列としてCSVに出力すること ができます。例えば、読み取った学籍番号の各桁をまとめ、1つの文字列として出力するような用途に使えます

concat(集計入力行に+や-を入力 した例)

concat-csv(読取文字 がつながって出力されたCSV)


集計入力行に「 ( )正解点」、または、 「{ }正解点」を記入すると、部分点を与える問題、または、順不同部分点を与える問題とすることができます。( )で囲まれた範囲は部分点問題、{ }で囲まれた範囲は順不同部分点問題となります。すべて正答していれば正解点、一部が正答であれば配点入力欄に記入されている部分点を与えます (以下の例をご参照ください)。

bubun.gif

結果保存、その他機能
options3.gif
結果保存」ボタ ンを押すと、読取値と採点値がそれぞれCSVファイルとして同一フォルダに保存されます。採点値のCSVファイルは、正答入力欄に正答が 1つ以上入力されている場合にのみ作成されます。

「正答 画像読込み」または「配点画像読込み」ボタンを押すと、1行目のスキャン画像を正答入力画像または配点入力画像と見なし、正答欄または配点欄に自動転記し ます。 この時、1行目のスキャンデータは削除されます(正答入力画像または配点入力画像とは、正答または配点がマークされたマークシート用紙をスキャナーで読 取った画像を指します)。

「デジタル採点」ボタンは デジタル採点ウィンドウ(後述)を開きます。デジタル採点は記述式問題の採点がパソコン画面上で行える機能です。

「ファイ ル名変換」では、読取値に応じて画像ファイル名を一括変換できます。読み取った学籍番号に画像ファイル名を付け替えるような用途に便利です。
filenameconv

「回答別集計」では、回答毎の人数を集計しファイル出力 できます。アンケートを実施して、どのような回答が多かったかを知りたいような場合に便利です。

「エ クスポート、または、インポート」では、正答入力行、配点入力行、集計入力行の値を設定値CSVファイルにエクスポート、または、設定値CSVファイルか らインポートできます。インポート時は、読取値CSVファイルや採点値CSVファイルから正答入力行、配点入力行、集計入力行の値を読み込むことも可能で す。

デジタル採点ウィンドウ デジタル採点は記述式問題の採点がパソコン画面上で行える機能です。各 問題ごとに複数人の解答画像を並べて表示します。
digital.gif
「画像番号」で問題を選択し、点数欄に点数を入力します。セルを左クリック(ま たは、セルにカーソルをあわせてENTERキー) で、点数を入力できます。右クリックして表示されるダイアログでは、カンマ区切りで複数行の点数を一括入力可能です。

デジタル採点ウィンドウで点数を入力すると結果表示ウインドウにもその点数が反映されます。

結果表示ウィンドウのデジタル採点列のセルを左クリックすると、デジタル採点ウィンドウが開いて該当画像が表示されます。
複数選択問題

複数選択問題について

複数選択問題は、列番号の前に*マークが表示されます。複数選択問題としたい問題については、マークエディタで予め指 定しておく必要があります。ま た、選択肢が1つの問題を作成する場合は複数選択問題として作成してください

複数選択問題が1つでも存在する場合は、「ドット数しきい値」というテキストボックスが追加表示されます。「ドット数しきい値」より多 くのドット数が塗られたマークが、マーク有りとして検出されます。また、しきい値ドット数に近い(近さは±の右の テキスト枠で調整可)要注意マークは緑色表示されます。

ドット数しきい値を変更した際は、「濃度色分けボタン」を押して表示を更新してください。

読み取り値の上にマウスカーソルを置くと、ウィンドウ左下に検出ドット数(1マーク内の塗られたドット数)が表示され ます。この値を参考にマーク有りと認識する「ドット数しきい値」を調節してください。

複数選択問題の正答入力欄には、「1 3 5」、「5 3 1」のように空白区切りで正答値を入力してください(数字の順序は無視されます)。

result2
(複数選択問題の採点結果の例)

正答・誤答の判定( 「1 3 5」が正答入力欄に記入されている場合)

正解答とみなされる例:「1 3 5」、「5 1 3」

誤解答とみなされる例:「3 5」、「1 3 5 6」、「1 4 5」、「空」

settings
(各種設定ウィンドウ)

操作盤 操作説明

options

10→0変換:出力結果が10の場合に、0に変換して表示および保存をします。

転置書出:CSV保存時に、行と列を置換して保存することができます。設問数が255を超えてEXCELの列数上限を超えてしまう場合 などにお使いください

画像回転:プレビュー画像を強制的に180°回転させたい場合にチェックしてください(通常は自動的に回転補正が行われるためチェック する必要はありません)。

options4 画像縮小比率:切り出し画像の縮小比率。スキャン画像を何%に縮小するか指定します。100の場合は縮小を行いません。

くっきり化度合:切り出し画像のくっきり化(エッジ強調)処理の度合を指定します。0の場合、くっきり化処理を行いません。
返却答案画像/PDFの例
feedback
単一選択問題の複数マークチェック:有効にすると、単一選択問題で複数マークが塗られたことを検出し、結果表示パネルに灰色表示しま す。

単一選択問題のマーク無しチェック:単一選択問題において、マーク無しと判定される条件を指定します。塗られている面積割合(パーセント)が指定された値 未満の場合、マーク無しと判定されます。

基準点マークの濃さ:「読み取りエラーが発生しました:」というエラーが発生した場合、スキャン画像のコントラストが低く、基準点が最低濃度より薄いこと が原因として考えられます。このしきい値を変更してみてください。

PDF→JPEG、JPEG回転:PDFまたはJPEG画像を変換する際に、出力する画像を 90°、-90°、180°回転させる際に設定します。

答案返却(画像&PDF作成:有効にすると、答案返却用の画像ファイル(JPEG)とPDFファイルが作成されます。*結果表示画面で正答が一つも入力されていない場合には作成されません。
  • ○×、正答、点数チェック :チェックすることで、それぞれ回答の○✕、問題の正答、合計点数が答案用紙に印字されます。
  • 画像品質 : 答案返却用のJPEG画像の画質(ファイルサイズ)を指定できます。
  • ファイル名変換パネル表示 : チェックすると、ファイル名一括変換と連動し、学籍番号などの読取結果を反映したファイル名で返却画像とPDFファイルを作成できます。


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●マークエディタ

markeditor
(使 い方説明ビデオ  YouTube)

操作盤 操作説明
マークシート設計方法

○基準点

マークリーダは、スキャナーから読み 取った画像が多少回転していたり上下左右にずれていたとしても、3つの基準点を探し出してマーク読取座標を自動補正しま す。このため、基準点3点を明瞭に用紙上に配置することが重要となります。

zeromark

  1. マークシートを設計する際、3個の基準点はできるだけ離して配置してください。
  2. 基準点は用紙の端から2cm以上離して配置してください。
  3. 基準点の色は最も濃い黒としてください。
  4. 基準点の周囲には十分な余白(上下左右に5mm程度)を確保してく ださい。
  5. 基準点の形状は常に正円としてください。

○マーク

mark

  1. マークの周囲にはある程度の余白(上下左右に3mm程度)を確保してください。
  2. マークの形状は常に正円または楕円としてください。
マークエディタ使用方法

●作業手順

  1. ファイルメニューの「開く」を選択するか、または、ドラッグアンドドロップによって、スキャン画像ファイルを 入力してください。
  2. 最初に、基準点の大きさにちょうど等しくなるように基準点半径を調節し て指定してください。そして、基準点(黒丸3点)の位置を続けてクリックしてください。処 理メニューから「基準点設定」を選択し、いつでも基準点を再指定することが可能です。
    200dpi-zero.gif (基準点設定メニュー)

  3. 最初に、問いの回答種別、選択肢数、および、選択肢マークのサイズ(楕円の横 幅と縦幅)を正確に指定してください。そして、各問の最初および最後の選択肢マークを、全問にわたって順にマウスでクリックし てください(問いの先頭の選択肢マークの中心をクリックし、次にその問いの最後の選択肢マークの中心をクリックしてください)。 途中で選択肢数を変えたい時は、処理メニューから「マーク箇所指定(選択肢数変更)」を選択し、選択肢数を変更してください。
    editor-mark-menu (マーク読取り 箇所設定 メ ニュー)

  4. 基準点と、全ての選択肢マークが指定し終わったら、マーク情報ファイルに保存してください。  

画 面上を右ボタンを押しながらドラッグすると、画面をスクロールできます。
矢印キーを使うと、マウスカーソル位置を上下左右に微調整できます。
選択マーク位置をなぞる作業中はUNDO、REDOできます。

●マーク情報の再編集

  1. 画像ファイルを読み込んだ後、ファイルメニューからマーク情報ファイル(.iniファイル)をインポート(再読み込み)で きます。
  2. 任意マークを左ボタンを押しながらドラッグすると、そのマークを移動できます。
  3. 各問の最後のマークをSHIFTを押しながら左クリックするとそのマークを消去できます。
  4. 各問の最後のマークをCONTROLを押しながら左クリックするとマークを1つ追加できます。
  5. SHIFTを押しながら矢印キーを押すと全マークを一斉に平行移動できます。
  6. DおよびFキーで基準点サイズをいつでも増減できます。
  7. A、S、W、Zキーで、マークサイズをいつでも増減できます。

●複数選択問題の指定

複数選択問題(1問あたり複数の選択を許す問題)としたい問題については、マークエディタで予め指定しておく必要があ ります。マーク読取り箇所設定の後に、処理メニューから、「単一選択問題/複数選択問題の切替」を選択し、対象となる問題のマーク上をクリックしてくださ い。複数選択問題として指定された問題は、マークの色が朱色になって表示されます。また、選択肢が1つの問題を作成する場合は複数選択問題として作成してください



●デジタル採点問題(切り出し画像範囲)の追加・削除

デジタル採点問題(切り出し画像の範囲)を追加します。自由記入欄などの切り出したい範囲(四角形)の四隅を左クリックします。四角形の上辺が水平になる よう に画像が自動的に 回転して保存されます(JPEG画像として保存されます)。切り出し画像範囲内を左クリックすれば、追加した範囲を削除できます。
imagearea
●答案返却画像の点数位置指定

答案返却画像の点数を表示する位置を設定することが可能です。ツールボタンの「100」をクリックしたのちに点数を表示したい位置をクリックしてください。
imagearea

 

●スキャナ&プリンタについて

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  1. 300dpi以外でスキャンする場合、マークエディタの設定を変更する必要があ ります。例えば、200dpiでスキャンする際は、基準点半径=9、楕円横幅=24、楕円縦幅=44と設定してご使用ください。処理メニューから設定変更 が可能です。 
  2. スキャナから読み取る解像度は必ずしも300dpiである必要はありませんが、 300dpi以上を強く推奨します。
  3. 白黒2値スキャンも可能ですが、白黒2値スキャンした場合には認識率が低下する おそれがあります。
  4. レーザープリンタ、または、リソグラフでの印刷されることを推奨します。良質の 普通紙を利用してください。
  5. ADF搭載スキャナの利用をお勧めします。

    安価かつ高性能なイメージスキャナとしては、「ブラザー DCP-L2660DW」 をお勧めします。両面印刷可能なレーザープリンタですが、ADF搭載で高速スキャナーとして使えます。また、「富士通S canSnap」等のTWAIN非対応スキャナーでもマークリーダのご使用は可能です(スキャナー付属のソフトウェアを使い、JPEG形式でスキャンしてください)。

    1. 両面印刷可能なレーザープリンタ+ADF付きスキャナーで、2-3万円程度です
    2. 2in1コピーができて印刷コストを削減できます。両面印刷時には4in1も可能です!
    3. PDFファイル作成もOCRも簡単に実行できます。