Area61ビデオタイマ 4.9.3(フル機能版)に、SRT字幕ファイル出力機能が新たに追加されました。SRT字幕ファイルは、TMPGEnc 4.0 XPress、
TMPGEnc DVD Author 3、
Ulead DVD MovieWriter 6
などの有名商用ソフトや、DVD Flickなどのフリーソフトに読み込める汎用の字幕データファイル(テキスト形式)です。読み込んだ字幕は、動画にテロップとして埋め込みできる(ハードサブと言います)他、DVDビデオの字幕としてオーバーレイ表示させることができます(ソフトサブと言います)。
※Area61ビデオタイマは、DVビデオキャプチャしたAVIファイルに埋め込まれた撮影日時やタイムコードを検出して、SRTファイルに全自動出力します。Area61ビデオタイマ(フル機能版)は30日間お試し利用できるシェアウェアです。
DVD Flick + Area61ビデオタイマ
「DVD Flick」は、GPLライセンス下で開発されているDVDビデオ作成用フリーソフトです。入力できる動画形式は、DVテープからキャプチャしたDV-AVIをはじめ、YouTubeやニコニコ動画で利用されているFLV、WMV、H264、MP4などです。
ここでは、Area61ビデオタイマとDVD Flick を組み合わせて、DVテープから取り込んだ映像を撮影日時字幕付きのDVDビデオに変換する方法を紹介します。両ソフトの組み合わせにより、DVDビデオ再生中に、必要に応じて撮影日時情報をテロップ表示させることができます。
注意)DVD Flickは、日本語文字を含むSRTファイルの読込みに対応していません。Area61ビデオタイマでSRT字幕を作成する際に、「年月日」や「時分秒」などの文字が含まれない書式を選んでください。TMPGEnc 4.0 XPress、TMPGEnc DVD Author 3、DVD MovieWriter 6などの国産商用ソフトであれば、日本語文字を含むSRTファイルにも対応しています。
注意)字幕が更新される時になぜかフリッカが発生します。秒までをテロップ表示するとちらついて見にくいかもしれません。TMPGEnc 4.0 XPress、TMPGEnc DVD Author 3ではフリッカは発生しません。
- TMPGEnc 4.0 XPress + Area61ビデオタイマで、撮影日時入り動画を簡単作成!
- TMPGEnc DVD Author 3 + Area61ビデオタイマで、撮影日時字幕付きDVDを簡単作成!
ステップ1 Area61ビデオタイマでSRT字幕ファイルを作成
「オプション設定」で、シーンの変わり目や、日付の変わり目だけに撮影日時を表示させるSRTデータを作成することもできます。オプション設定パネルの「表示継続時間」で設定してください。 日付の変わり目だけに表示したい時は、表示継続時間で「日毎」が付記されている項目を選択してください。
ヒント)SRT字幕ファイルは以下のようなテキストファイルです。テキストエディアで内容を編集可能です。
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ステップ2 DVD FlickでSRT字幕ファイルを読み込む
DVD Flick はフリーソフトです。英語版として開発されていますが日本語化プロジェクトもあります。日本語化の方法はここを参照してください。日本語化パッチもダウンロードできます。
インストールしたらDVDを作成できるわけですが、下図のように「字幕」タブを選択して「追加」ボタンを押すことにより、 Area61ビデオタイマが作成したSRT字幕ファイルを読み込むことができます。字幕タブ内の「編集」ボタンを押すと、下図のパネルが表れ、字幕の大きさや位置を調整できます。
続いて「適用」ボタンを押し、DVD作成作業を継続してください。撮影日時字幕の入ったDVDが作成できます!